社会人バンドになると活動費はどこの団体も自腹だろう。
パンフレットに協賛を載せて協賛費を集める団体もあるだろうが、協賛には成果が求められる。
集客もそこそこあって協賛企業を集めるのが苦にならない団体であれば可能だろうが、ゆるくのんびり集まっている団体はそうはいかない。
そこで(そこで!?)
オリジナルグッズを作ってその収益を活動費に充てるのも、自分たちが主催となって活動する醍醐味かなと思う。
ダンスチームや演劇ではよく見られるが吹奏楽ではそう多くない。
Tシャツやペンを作れば販売だけでなくメンバーで使うこともできて一石二鳥になる。
協賛を得てグッズを作るという方法もあるが、完全オリジナルデザインにしたければ基本的には協賛なしで作ることになる。
ここで注意しておきたいのはイベントでしか使えないような派手なデザインではなく、日常生活でも使えるゆるいデザインにしておくということ。
また、在庫を抱えると保持が大変になるので、できれば売り切れる量で発注すること。
衣類は特に在庫を抱えるとかさばるため保管場所の確保が大変になる。
演奏会のときにホールで販売する場合は、ホール側への確認も必要になる。
施設によっては営利加算がかかったり、販売分の手数料を支払う必要がある。
他にもカンパを募る方法もある。
グッズ販売もカンパも意外と支援したいと思っている方は少なくないので、ぜひやってみてほしい。
吹奏楽でもこの文化が芽生えてくれると嬉しい。